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44歳主婦のブログです。日常の何気ない景色や広汎性発達障害の息子(中学3年生)のことなどをつづっていきます。

息子よ、明日は英検だよ~

 

こんにちは(*´ω`*)

 

 

今日の景色

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ハンバーグ弁当。

今朝も二人のお弁当作り。

なんとか完成しました(*´ω`*) 

 

 

お弁当作りが終わると、次は朝ご飯です。

普段、朝ご飯は息子と二人です。

でも、今朝は気まぐれにお父さんも起きてきて、3人で朝食。

 

 

ふとカレンダーに目がいきます。

明日の予定を見て、

「ん?明日って英検のテスト?」

と、私が息子に聞きます。

 

 

すると

「えぇ???」

と息子。

ここで、なぜかお父さん笑ってるし。

(もうずっと笑った顔を見ていなかったので、笑ったことにビックリした私。最近、お疲れなんです。)

 

 

「えぇ!知らんかったん?!」

と言う私も実は忘れていましたが。

「あぁ。大丈夫だ。」

と低い声で息子。

ほんと落ち着いてます(*´з`)

 

 

その後、息子はいつもと違う動きをしていると思ったら、サッサと準備して、英検の勉強をし始めました。

そんな、にわかにやっても、ねぇ・・・

 

 

実は息子、中学に入学してから、英検5級と英検4級にみごと合格。

明日は3級の1次試験に挑戦します。

本人は、ちょっと緊張しているみたいです。

 

 

そんな息子ですが、小学校の時は、こだわりの強さから字や絵を書くことが難しく、タブレットやパソコンでの勉強が中心でした。

 字を書くことが難しいことと、わからないところをとばせないということもあり、小学校の間はテストを受けませんでした。

中学に入ってからは、徐々にテストにも慣れて、今では、定期テストや学力テスト、英検などなど、自分からがんばって受けています。

最近は、字を書いて、パニックになることもありません。

 

 

今、落ち着いて色んなことに挑戦できるようになったのは、小学校中学年以降の息子への支援の取り組み方が良かったからだと思います。

小学校の時は、パニックになりそうなこと、本人が不安なことは、行事やイベント、勉強でもなんでもやらなくてよいという方針でした。

でも、こんなやり方になったのは、小学校中学年ころから。

 

 

小学1年生は真逆で、なんとかみんなと同じように過ごしていました。

通常学級だったし、そうするもんだと私も思い込んでいたんです。

それが、間違っていました。

結局、息子は壊れてしまいました。

2次障害が出てしまいました。

そんなこんなで、学校に行けない時期がありました。

そして、私も精神面から体調を崩し、最近まで何年も不調が続いていました。

 

 

今は、息子も私も薬なしで、元気に動けています。

動けるって、本当にありがたいです。

 

 

これから、少しずつ小学校の時の息子の様子を書いていこうと思います。

息子と同じようなタイプの子どもさんのお母さんや、子どものためにがんばりすぎてしまうお母さんが読んでくださったらいいなぁと思っています。

私はもう痛い目に合ったので、元気になってからは、自称がんばらないお母さんとして過ごしております(*´з`)

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました(*´ω`*)

 

  

小学校を決める〈情緒学級新設の提案〉

 
こんにちは(*´ω`*)
  
 
いつも、なかなか起きない息子ですが、今日は、なぜか5時に目が覚めたらしいです。
音がしていたので、布団の中で気づいてはいました。
ですが、平日はいつも4時半起きの私。
今日は、旦那も息子も弁当なし。
いつもより1時間ゆっくり寝る予定。
まだ、起きたくない。
意地でも、あと30分、布団にいます。
いや、いなければなりません(-ω-)
そして、30分うとうとしました~
朝の小さな幸せでした(*´ω`*)
 
 
  前回までのあらすじ

さてさて、前回までのあらすじです。

息子が保育所の年長の頃のお話です。

そのころ、私は、息子が通う小学校を選ぶため学校見学をしていました。

いよいよ校区外のD小学校の情緒学級に通うことを決めたのですが・・・

教育委員会から、校区内のC小学校に情緒学級を新設しませんかとの提案をされます。
 
 
※当時、私や周りは、『自閉症・情緒障害特別支援学級』を『情緒学級』と呼んでいました。そのため、ここでは、情緒学級と書いています。
 
 
  情緒学級を新設するには
C小学校は、息子が歩いて通える場所にある、もともと通う予定だった小学校です。
その当時、C小学校にあった特別支援学級は、知的障害特別支援学級のみで、情緒学級はありませんでした。
以前は情緒学級があったのですが、なくなりました。
なので、教室だけは残っています。
 
 
情緒学級に息子を通わせたい私には、とても素晴らしい提案。
なのですが・・・
 
 
しかし・・・
問題もあるのです。
 
 
情緒学級を新設するとなると
★利用したい生徒が3人必要
★入学時に設置できる可能性はゼロだが、2年生からなら可能性がある。
このような条件があるそうです。
 
 
3人って、なんの数字なんでしょう?
入学時に設置できないってどういうことなんでしょう?
専門家も交えて必要だと感じていても、設置してもらえない。
おまけに、特別学級は、利用者がいなくなるとなくなります。
その後から利用したい場合は、またイチから設置していく手続きが必要となります。
なんでしょうね。
この胸にこみ上げるモヤモヤ感は。
 
 
教育委員会の先生がおっしゃるには、C小学校のハヤマ校長先生(仮名)も情緒学級設置に向けて尽力してくださるということでした。
もしC小学校に情緒学級を設置するのであれば、1年生から働き掛け、2年生からの設置を目指して進めていくということでした。
つまり、少なくとも1年生の間は、支援員さんをつけていただいて通常学級で過ごすということになります。
しかも、2年生での情緒学級の設置が保障されるわけではありません。
 
 
  悩みます・・・
この提案があってから私は悩みました。
 
 
息子にとって必要なことは、情緒学級のある環境であることは間違いないと思います。
通常の学級で過ごすなんて、しんどいと思います。
でも・・・
C小学校に情緒学級を作っていくことは、とても意味のあることです。
あとから入学してくる子どもさんや親がどんなにスムーズに情緒学級を利用できるか。
私のように、色んな場所を見学しなくても、悩まなくてもいいわけですから。
そこにあるものを利用すればいい。
なんてステキなことなんでしょう(*´ω`*)
 
 
 それからは、保育所の息子の加配の先生に相談したり、作業療法の先生に相談したり、精神科のミカ先生(仮名)、臨床心理士のハナ先生(仮名)、いつも支援してくださる先生方に色々アドバイスをいただきながら考えました。
 
 
  悩んだ結果・・・
年末まで悩みぬいた結果、私の出した答えは、
C小学校に入学し、通常学級に通う。
そして、2年生の情緒学級設置を目指すというものでした。
 
 
いつも、息子の障害の状況をよく理解してくださっている臨床心理士のハナ先生。
ハナ先生からは、C小学校のハヤマ校長先生は、子どもたちが生活しやすいように学校を変えておられる熱心な先生だとお聞きしていました。
また、ハヤマ校長先生がC小学校に来られてから、学校が良くなっていると聞いていました。
ハナ先生には、今のC小学校のハヤマ校長先生なら、何かあっても対応してもらえる信頼関係を学校側と築けるのではないかと言ってもらえました。
やはり、校長先生がどんな先生かは、すごく気になるところです。
校長先生が教育に熱心かどうかで、子どもたちの未来が変わってきます。
 
 
そして、C小学校入学とともに、息子にとってはつらい小学校生活がはじまるのでした・・・
次回につづきます(*´з`)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(*´ω`*)
 
 
 

小学校を決める〈D小学校の情緒学級に決めたのですが・・・〉

 

こんにちは(*´ω`*)

 

 

今日は、雨。よく降ります(*´з`)

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お隣の畑のみかんの木。

実が膨らんできました~

 

 

息子の支援学校の体育会を見に行ってきました。

息子の学校は運動会がないんですが、簡単な体育会があります。

運動会がないなんて、自閉症さんにはありがたいことです。

中学部、高等部、合同の体育会です。

 

 

そこでのワンショット。

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ズボン、前後逆にはいています。

裏表逆よりましか・・・(;^ω^)

後ろ向いてるポケットに手をつっこんでいたところを見ると、反対にはいてることに気がついてたみたい(*´з`)

体育会終わってから、ズボン反対はいてるやんって声かけると、

「ああ。」

って、落ち着いて返事する息子。やっぱりわかってたみたい。

小学校の時のように取り乱したりすることもないとは。

成長しています~ 

 

 

▼息子が現在通う支援学校について書いたブログです▼

namiho-blog.hatenablog.com

 

 

  前回までのあらすじ

さてさて、前回までのあらすじです。

息子が保育所の年長の頃のお話です。

そのころ、私は、息子が通う小学校を選ぶため学校見学をしていました。

見学したいくつかの学校の中から、C小学校とD小学校に絞りました。

C小学校は、歩いて通える近くの小学校。

支援員さんをつけていただいて、通常学級に通うことになります。

D小学校は、情緒学級があるので、情緒学級に通うことができます。

もれなく6年間の送迎がついてきます。

 

 

  そして、私が選んだ小学校は・・・

たしか、この時は、そんなに悩むこともなくD小学校に決めました。

やはり特別支援学級が息子には合っていると思いました。

特に、D小学校の情緒学級の雰囲気が良かったんです。

6年間の送迎も、なんとかなるだろうくらいで、あまり深く考えませんでした。

 

 

  D小学校の情緒学級の授業の様子

当時、D小学校へ見学に行った時の印象を書いたメモが残っていました。

 

 

メモの内容です。

『授業内容

担任の先生が2人の生徒(自分の席でそれぞれ座っている)に絵本を読みます。2人とも席で好きな絵を描きながら、耳は先生の声を聞いている様子で、女の子は時々席を立って、絵本を読んでいる先生のところへ行き、絵本について会話します。男の子も先生が質問すると答えます。

そこには、こうしなさい、やらなければならない、という空気はなく、時々先生と生徒が話の接点を持つ、流れも自然で、子どもたちには負担の少ないやり方に見えました。

・・・担任の先生は、押し付けたり、無理はさせない先生のようで、生徒の様子を見ながら進めているようでした。そして、常に2人の生徒をほめていました。課題でほめるのはもちろん、2人が好きで描いているキャラクターの絵もたいへんほめていらっしゃいました。感心しました。

自然な落ち着いた空気が流れている、とても素敵な授業でした。』

 あ~、そうだったなぁ。

と、懐かしく読みました。

 

 

また、D小学校の校長先生は、昨年までC小学校で校長をしておられたそうで、教育委員会の課長もされていたことがあるとか。

校長先生のお話の中で

「C小学校に情緒学級ができるまで、D小学校に通われたらどうですか」

と、歓迎してくださっていたのが印象に残っています。

このD小学校は木造で古い学校だったんですが、校長室も広くて薄暗い感じで、向かい合う2つの壁には歴代の校長先生と思われる写真がずらーっと並んでいて、そら恐ろしいというか圧倒されるというか、それもまた、とても印象に残っています。

 

 

  教育委員会に伝える
そして、11月、教育委員会へ行って、D小学校の情緒学級に通いたいことを伝えました。
すると、
「お母さん、C小学校に情緒学級を作りませんか?」
という提案をされました。
 
 
ここから私の悩みが始まるのです。
この続きは次回のブログで(*´з`)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(*´ω`*)
 
 
 

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