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44歳主婦のブログです。日常の何気ない景色や広汎性発達障害の息子(中学3年生)のことなどをつづっていきます。

小学校を決める〈情緒学級新設の提案〉

 
こんにちは(*´ω`*)
  
 
いつも、なかなか起きない息子ですが、今日は、なぜか5時に目が覚めたらしいです。
音がしていたので、布団の中で気づいてはいました。
ですが、平日はいつも4時半起きの私。
今日は、旦那も息子も弁当なし。
いつもより1時間ゆっくり寝る予定。
まだ、起きたくない。
意地でも、あと30分、布団にいます。
いや、いなければなりません(-ω-)
そして、30分うとうとしました~
朝の小さな幸せでした(*´ω`*)
 
 
  前回までのあらすじ

さてさて、前回までのあらすじです。

息子が保育所の年長の頃のお話です。

そのころ、私は、息子が通う小学校を選ぶため学校見学をしていました。

いよいよ校区外のD小学校の情緒学級に通うことを決めたのですが・・・

教育委員会から、校区内のC小学校に情緒学級を新設しませんかとの提案をされます。
 
 
※当時、私や周りは、『自閉症・情緒障害特別支援学級』を『情緒学級』と呼んでいました。そのため、ここでは、情緒学級と書いています。
 
 
  情緒学級を新設するには
C小学校は、息子が歩いて通える場所にある、もともと通う予定だった小学校です。
その当時、C小学校にあった特別支援学級は、知的障害特別支援学級のみで、情緒学級はありませんでした。
以前は情緒学級があったのですが、なくなりました。
なので、教室だけは残っています。
 
 
情緒学級に息子を通わせたい私には、とても素晴らしい提案。
なのですが・・・
 
 
しかし・・・
問題もあるのです。
 
 
情緒学級を新設するとなると
★利用したい生徒が3人必要
★入学時に設置できる可能性はゼロだが、2年生からなら可能性がある。
このような条件があるそうです。
 
 
3人って、なんの数字なんでしょう?
入学時に設置できないってどういうことなんでしょう?
専門家も交えて必要だと感じていても、設置してもらえない。
おまけに、特別学級は、利用者がいなくなるとなくなります。
その後から利用したい場合は、またイチから設置していく手続きが必要となります。
なんでしょうね。
この胸にこみ上げるモヤモヤ感は。
 
 
教育委員会の先生がおっしゃるには、C小学校のハヤマ校長先生(仮名)も情緒学級設置に向けて尽力してくださるということでした。
もしC小学校に情緒学級を設置するのであれば、1年生から働き掛け、2年生からの設置を目指して進めていくということでした。
つまり、少なくとも1年生の間は、支援員さんをつけていただいて通常学級で過ごすということになります。
しかも、2年生での情緒学級の設置が保障されるわけではありません。
 
 
  悩みます・・・
この提案があってから私は悩みました。
 
 
息子にとって必要なことは、情緒学級のある環境であることは間違いないと思います。
通常の学級で過ごすなんて、しんどいと思います。
でも・・・
C小学校に情緒学級を作っていくことは、とても意味のあることです。
あとから入学してくる子どもさんや親がどんなにスムーズに情緒学級を利用できるか。
私のように、色んな場所を見学しなくても、悩まなくてもいいわけですから。
そこにあるものを利用すればいい。
なんてステキなことなんでしょう(*´ω`*)
 
 
 それからは、保育所の息子の加配の先生に相談したり、作業療法の先生に相談したり、精神科のミカ先生(仮名)、臨床心理士のハナ先生(仮名)、いつも支援してくださる先生方に色々アドバイスをいただきながら考えました。
 
 
  悩んだ結果・・・
年末まで悩みぬいた結果、私の出した答えは、
C小学校に入学し、通常学級に通う。
そして、2年生の情緒学級設置を目指すというものでした。
 
 
いつも、息子の障害の状況をよく理解してくださっている臨床心理士のハナ先生。
ハナ先生からは、C小学校のハヤマ校長先生は、子どもたちが生活しやすいように学校を変えておられる熱心な先生だとお聞きしていました。
また、ハヤマ校長先生がC小学校に来られてから、学校が良くなっていると聞いていました。
ハナ先生には、今のC小学校のハヤマ校長先生なら、何かあっても対応してもらえる信頼関係を学校側と築けるのではないかと言ってもらえました。
やはり、校長先生がどんな先生かは、すごく気になるところです。
校長先生が教育に熱心かどうかで、子どもたちの未来が変わってきます。
 
 
そして、C小学校入学とともに、息子にとってはつらい小学校生活がはじまるのでした・・・
次回につづきます(*´з`)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(*´ω`*)