「通学路に変な人がいる」
こんにちは(*´ω`*)
うちの息子は、空想が好きです。
いや、好きというより、気が付いたら空想しています(*´▽`*)
人と会話している時や集中して作業している時以外は空想の世界にいます。
歩いている時も食べている時も空想しています。
一緒にいると、突然クスクス笑いだし、
「えっ?何笑ってんの?!」
と、未だに私も思わず言ってしまいます。
そんな時、息子はにやけながら
「あー。失礼。」
と、言います。
いつも、息子の頭の中は、どんな楽しいことが繰り広げられているのか覗いてみたくなります。
こんな息子なんですが、小学校の時にある出来事がありました。
小学校は、自宅から歩いて15分くらいのところにあります。
時々、『小学生が知らないおじさんに声をかけられました』などのような、痴漢や変質者情報の連絡が学校からあります。
この頃も、そういう連絡があった時期で、息子も知っていました。
そして、ある日、息子が
「(学校の帰り道に)変な人がいる」
と、言ってきました。
「えっ!どこで会ったん?」
と、私。
「坂道(を登ってくる途中)だ」
と、息子。
自宅を出て、100mほど歩くと、坂道を下ります。
どうやら、そのあたりのようです。
何かされたのか聞くと、
「何もされてない。ぶつぶつ言ってた。」
と、息子は言います。
ぶつぶつ言いながら歩いていた・・・?
もしかして・・・あの人?!
心当たりがあった私は、次の日に息子をお迎えに行き、一緒に歩いて帰ってきました。
すると、私の思っていた『あの人』が歩いています!
「もしかして、変な人ってあの人?」
と、聞くと
「そうだ」
と、息子。
『あの人』とは、近所に住んでいる方だったんです。
20代後半か30代前半くらいの男性です。
私は、知り合いではないんですが、よく見かけます。
そして、おそらくその人は、広汎性発達障害のある方です。
一人でいつも楽しそうに何か言いながら歩いているからです。
つまり、息子と同じように空想して歩いているんですよね。
これには、笑ってしまいました(≧▽≦)
「なぎ君(仮名)、あの人、なぎ君と一緒で空想しているんやよ。
なぎ君も空想している時あんな感じなんやよ。」
と伝えました。
小学校の低学年か中学年頃の出来事だったので、
本人もどこまで理解できたかよくわかりませんが、
不安や心配が残るといけないと思い、
とにかく、何もしはらへんから大丈夫だと伝えました。
中学3年の今では、息子は自己理解ができていて、
どちらかというと、自分に障害があることを悩んだりしているようです。
「僕は障害を治したいんだ」
と最近話してくれたこともあります。
また、そのことについてもブログに書いていきたいと思っています。
それにしても、自分と同じように空想している人を変な人だと思うなんて、おもしろすぎます(*´з`)
空想の世界にいる時の自分を意識することもないくらい、どっぷりその世界に浸かってるんですね~
空想中の息子はいつも幸せそうですよ~(*´▽`*)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(*´ω`*)